ここで簡単に私たち夫婦とJERRYとの出逢いについて語りたいと思います。JERRYは私たちがペットショップで買ったわけでも、ブリーダーから譲ってもらったわけでもありません。もともと、とある家族が子供へのクリスマスプレゼントとして買い与えたようです。JERRYはこの家族にきちんと面倒を見てもらえず、空のバスタブの中で飼われていたそうです。冷たいバスタブの中でJERRYは数日過ごしました。どんなに寒い思いをしたことでしょう。飼い主はとうとう飼育を放棄し、新しい飼い主を探し始めました。飼い主の友達が新しい飼い主探しを手伝いました。この友達が私の主人の友達でもあり、彼女から私たちに「ウサギを飼わない?」とのオファーがあったのです。子供の頃の私の夢はウサギを飼うことでした。当時、街中ではウサギを売る露店があり、私はこれを見つけるといつまでもいつまでもウサギたちを見ていました。私たちがJERRYを飼うことを決めた2日後、我が家にやってきました。小さくて、白くて、おしりがまんまるで、短いしっぽもまんまるで、つぶらな瞳もまんまる、トレードマークの長い耳。私たち夫婦はすぐにJERRYに夢中になりました。こうして私たちはJERRYの里親となったのです。JERRYもすぐに我が家に慣れて、部屋の中をお散歩したり、干草をむしゃむしゃと食べ、大好物のりんごときゅうりをおねだりし、週末の午後はソファーの上でお昼寝し、元気に過ごしていました。
ところが、一昨日の夜、夕飯を食べていたのを急にやめ、ソファーに登り、倒れるように横たわったまま動きません。目はうつろ。食べたものなどから考えた結果、どうやらお腹をこわして具合が悪くなったようです。こんなに元気のないJERRYを見たことがなかったので、私は狼狽しました。そんな私と反対に主人はいたって冷静で、すぐに救急の獣医さんに電話をし、往診を待つ間はJERRYのお腹をやさしくマッサージしました。ここ数日、ちょっと食べ過ぎたようで、それがたたって体調不良を起こしたようです。ウサギは具合が悪くても、食べたものを吐き出すことができません。「ワン」とも「ニャン」とも鳴かないので、健康状態を見るためには日々注意深く観察する必要があります。どんな変化も見逃せません。獣医さんが往診に来てくれて、薬を飲ませてもらい、徐々に元気を取り戻しました。昨日は暖房のそばでゆっくり休みました。夜私が帰宅すると、元気そうに部屋中を飛び回っているJERRY。本当に良かった。。。獣医さんの話によると、ウサギは非常にデリケートな動物なので、もし主人がJERRYのお腹をマッサージしなかったら死んでいたかもしれないそうです。応急処置をしてくれた主人に感謝、やさしく丁寧な対応と処置をしてくれた獣医さんに感謝、そして元気になってまた私たちを笑わせ癒してくれるJERRYに感謝。あなたが元気だから私も元気。
お天気がいい日は、窓辺で日向ぼっこ。日焼けは。。。しません。パパもママもお仕事で家にいない今頃、暖かいお日様に当たりながらきっとうとうとしていることでしょう。
昨夜のJERRY。すっかり元気になって干草をムシャムシャ。でも、かつらかぶっているみたいだよ、JERRY。
1 件のコメント:
日本のホットチョコレート(ココア)とも、フランス(?)のショコラショーとも違った飲み物のようですね。一度飲んでみたいです。スパイスとか入っているのでしょうか?とにかく濃厚で、あったまりそうですね。
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